鳥羽とパウィにとって忘れられないクレモナでのWSSPレース1
クレモナサーキットで行われたWSSP第1レースは、鳥羽とパウィの両ライダーが1周目でリタイア。
鳥羽とパウィは午前中に10分間のウォームアップを行ない、午後のレースに向けて最終準備を行なった。ウォームアップ同様、レース1もドライで晴天に恵まれ、予定通り現地時間午後3時15分(日本時間午後4時15分)にスタートした。金曜日のスーパーポールで結果を残した鳥羽とパウィは、それぞれグリッド6列目と10列目、19番手と30番手に並んだ。
20周で争われるこのレースでは、海東が17番手から好スタートを切り、そのポジションをキープしたまま1コーナーを通過。しかし残念なことに、第10コーナーで鳥羽と3人のライダーが絡むアクシデントが発生し、鳥羽は1周もしないうちにレースを終えてしまった。チームメイトのパウィは、技術的な問題を理由にすぐにガレージに戻った。レースへの復帰を試みたものの、結局8周目にリタイアした。
PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、鳥羽とパウィが今日の不運な結果を挽回するためにベストを尽くす日曜日のレース2に向けて、可能な限りの準備に集中する。
鳥羽海渡 DNF
「今日はあまりにも早くレースが終わってしまった。スタートはうまくいって、すぐにポイント圏内に近づこうとプッシュした。でも残念なことに、その直後に何人かのライダーが転倒してしまい、それに巻き込まれてしまった。ペースは良かっただけに、とても残念だ。今回はトップ10に入るポテンシャルがあったのに、そのチャンスを奪われてしまった。明日はまた挑戦して、より良い結果を望むしかない"
カイルル・イダム・パウィ DNF
「残念ながら、レースが始まってすぐにエレクトロニクスに問題があることに気づいた。コースに戻ったが、また問題が出てきて、結局8周目にリタイアした。悔しいけれど、明日はこの雪辱を果たしたい
戻る WorldSBK