PETRONAS MIE Racing Honda、土曜日のアラゴンでSBKレースパフォーマンスを向上
ラバトとザイディ、貴重な知識を得てモーターランド・アラゴンでWSBK第1レースを快走

PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーのティト・ラバト、ザクワン・ザイディは、モーターランド・アラゴンで開催されたWorldSBK第3戦の初戦で、前戦とのギャップを縮めることに成功した。
この日の早朝、チームは最終プラクティスに臨み、ライダーたちはその後の予選に向けて最終的なセッティング変更を行った。路面温度はわずか15度だったが、ラバト(1'50.520)とザイディ(1'52.809)はこのセッションでベストタイムを記録。
すでに暖かくなっていた路面で行われたスーパーポールでは、6人のライダーが前回のラップレコードを更新する激戦となった。15分間の予選で、ラバトは49.5秒を記録。ピットインしてタイヤを交換すると、さらにコンマ数秒縮めて1分49秒351のファステスト・タイムをマークし、7列目20番手で第1レースの予選を終えた。チームメイトのザイディは、短いセッションを通して最初のタイムを1秒近く更新。マレーシアのルーキー、ザイディのベストは1分51秒094で、8列目グリッドの23番手となった。
レース1は晴天に恵まれたドライコンディションで予定通り行われた。ラバトは好スタートを切り、すぐに17番手まで順位を上げた。ホームコースでのレースとあって、ラバトは好調をアピールしたが、不運にも序盤で先行車と接触。それでも前との差を縮めることができた。後半16位まで順位を上げたラバトは、最終的に17位でゴールした。ザイディはスーパーポールで経験したような良いフィーリングを得ることができなかった。それでもマレーシア人ライダーは全体的に速いレースを展開し、一貫性を保つことに集中した。ザイディは20位でレースを終えた。
ティト・ラバト #53
「今日のレースは正直言って厳しかった。スタートはうまくいって、最初の数周はうまくいっていたんだけど、その後クラッチに問題が出て、ペースが落ちてしまった。最初の数周は集団についていけたので良かった。あとはすべてをまとめるだけだ。明日の目標は、集団についていけるように、そしてもっといいフィーリングで走れるように、いくつかの点を改善することだ」。
ザクワン・ザイディ #21
「スーパーポールのパフォーマンスには満足しています。このセッションでフィーリングが良かったので、レース1もほぼ同じマシンで臨みましたが、なぜかフィーリングが良くありませんでした。最初は集団について行こうとしたが、接触がなくなってからは、明日のレースでもっと競争力を発揮できるように、改善できる部分を理解することに努めた。明日のレースでもっと競争力を発揮できるようにね。
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