PETRONAS MIE Racing Hondaの鳥羽がアッセンの予選で健闘
鳥羽、オランダの歴史あるサーキットで予選18位。

PETRONAS MIE Racing Hondaチームとライダーの鳥羽海渡とSyarifuddin Azmanは、オランダのTTサーキット・アッセンで開催中の2025スーパースポーツ世界選手権第3戦に参戦している。
鳥羽とアズマンは、金曜日のドライコンディションを生かし、40分間のセッションでCBR600RRのセットアップを確認し、予選に備えるべくフリー走行に臨んだ。徐々にリズムをつかみ、タイムシートを上げていく。中盤に出した1分39秒204がベストで、このセッションを終えて24番手となった。ルーキーのアズマンは、これまでこのトリッキーなサーキットで600クラスのマシンに乗ったことがないため、少し苦労したようだ。1分41秒543を記録したが、第2戦ポルティマンと同様、腕のパンプに苦しんだ。その結果、アズマンはスーパーポールへの出場は不可能と判断され、土曜日の朝に審査されることになった。
現地時間午後4時(中央ヨーロッパ時間)、鳥羽と他のWSSPライダーたちはスーパーポール予選に臨んだ。鳥羽は、ポルティマンでの複雑な予選結果を受け、良いグリッドを確保することに熱心だった。すぐにコンマ7秒のタイムアップを果たした海斗は、40分間のセッションを通してペースを上げ続けた。混戦のなか、鳥羽は最後の5分間で1分37秒820を記録し、6列目18番グリッドから決勝に臨むことになった。PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーたちは、18周で争われるスーパースポーツの第1レースに向けて、土曜日に再び活動を開始する。
鳥羽海渡
「午前中は主にマシンのセットアップに集中し、エレクトロニクス関連の細かいポイントをいくつか解決した。予選では、信じられないほどタイトなタイムが出た。ここ数年のWSSPに比べると、全体的にクオリティが上がっていると思う。ソフトタイヤで挑み、37.8を記録して決勝グリッドを獲得することができた。明日もこの方向でベストを尽くす"
シャリフディン・アズマン
「プラクティスでは不運だった。ベストを尽くしたが、右手の痛みがひどかったので、セッションが残り10分のところで中断することにした。クリニカ・モービルで手のフィジオを受け、ドクターの診断を受けた。そして医師の診断を受け、スーパーポールへの出場は不可能と判断された。
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