鳥羽、WSSP最終戦でさらなるポイント獲得
PETRONAS MIE Racing Hondaのライダーである鳥羽とパウィは、日曜日のレースで14位と19位に入り、WorldSSPシーズン第12戦と最終戦を終えた。
鳥羽は昨日と同じ16番グリッド、パウィはそのすぐ後ろの20番グリッドにつけた。土曜日の第1レースでポイント圏内に入ったふたりは、最終戦でもその再現を目指した。
17周のレースは順調なスタートを切り、海斗はすぐに大きく順位を上げた。3周目にはポイント圏内に浮上し、6台ほどのライダー・グループのなかで13番手をキープ。鳥羽はポイント圏内をキープするため、コンスタントな走りを続け、最終戦を14位で終えた。これで鳥羽は、過去4戦のうち3戦をポイント圏内でフィニッシュ。20番グリッドからスタートしたパウィも好スタートを決め、最初の数周で4つポジションを上げた。レース後半はライバルのペースについていけず、最終的には19位でフィニッシュした。
このWorldSSP最終戦を終えて、2024年シーズンは鳥羽が21ポイントでランキング23位、パウィが3ポイントで37位となった。PETRONAS MIE Racing Honda Teamは、2025年のワールド・スーパースポーツ・シーズンの計画をまだ発表していないが、近いうちに発表する予定である。
鳥羽海渡
"朝のウォームアップでは、路面コンディションが暖かくなってきたので、マシンのセットアップを改善するためのソリューションを試した。レースでは15番手からスタートし、ターン1で少しタイムをロスしたあと順位を上げてポイント圏内に留まることができた。でもフロントが限界で、タイヤのパフォーマンスが落ち始めると苦しくなった。それでも再びポイント圏内でレースを終えることができ、2024年シーズンを通しての進歩を確認することができた。僕を信じ、成長する機会を与えてくれたみどりさん、チーム、ホンダに感謝したい"
カイルール・イダム・パウィ
「レース序盤はフィーリングが良く、鳥羽も含めて集団についていけるペースがあった。レース中盤くらいから前との争いが激しくなり、何度か遅れそうになった。だからその時点では、とにかくリズムをキープしてミスを避け、レースを完走することだけを考えた。今日はもっと多くのポイントを獲得できなかったのは残念だが、全体的には悪くない週末だった。今シーズンを支えてくれたPETRONAS MIE Racing Hondaチームに心から感謝している"
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